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「エノテカ エジ」ってどんなお店?①

【ワインについて】

 

当店はどんなお店かと問われて、一言で言うと『イタリアワインを楽しんでいただくためのお店』です。

 

とは言え、全州でワインを造り、葡萄品種も多く、歴史も長いイタリアワインの全てをご用意することは不可能です。

なるべくお客様の要望にお答えできるよう、様々なイタリアワインを取扱っていますが、得手不得手がございます。

 

【得意な産地】

ピエモンテ州、トスカーナ州

イタリアは全ての州で様々な地葡萄を使いワインを造っています。その多様性こそがイタリアワインの醍醐味です。

全ての州のワインを同じように豊富にご用意したいところです。

ですが、30年以上イタリアワインを飲み続けた結果、ピエモンテとトスカーナの品揃えが他の州より豊富となりました。

 

【得意な時代】

青山、西麻布イタリアンブームの頃

(1990年代後半~2000年代前半)

1994~2003まで青山、西麻布で修行していました。

高級イタリアンが密集していたからか、ワインの試飲会やセミナーが多く、たくさんのイタリアワインを飲むことができました。

この経験で、身体にイタリアワインをはかる物差しが出来たと思っています。

 

前半はスーパータスカン等国際品種ブーム。

後半は地域性や地葡萄ブームとビオワインブーム。

ですが、ビオワインのブームが始まる頃からワインの試飲会に参加しなくなってしまったので、ビオワインは詳しくなく、品揃えはあまり良くありません。

※ビオワインが嫌いなわけではありません。少ないですがご用意しています。

 

【イタリアワイン古酒】

フランスワインに比べるとイタリアの古酒を飲む機会は少ないのではないでしょうか?

 西麻布のお店で働いているときに、就業後に60年代、70年代のバローロやブルネッロ、アマローネなどを飲ませていただいた経験が大きく影響して、古酒が大好きになりました。

また、その良さを知っていただきたいと思っています。

※ケース単位で仕入れセラーにてエイジングしています。小さなお店なのに在庫が多いのはその為です。

 

【低価格ワインも寝かせます】

低価格のワインを長期間熟成するのはお勧めできませんが、1年~3年は寝かせた方が真価を発揮すると経験から感じます。

グラスワインで使用するワインも、仕入れてすぐに売るのではなく寝かせてから使います。

※ワイン庫にてエアコンでの温度管理でエイジングしています。小さなお店なのに在庫が多いのはその為です。

 

【不得意分野】

イタリアワインはたくさんありますが、種類がたくさんあるわけではありません。

珍しい産地、珍しい品種をお探しの方はがっかりなさると思います。

また、ビオワイン好きな方も向いていません。